リハビリ治療の充実・強化のため、令和3年4月より新設いたしました。
〇回復期リハビリテーション病棟とは
急性期病院(県立大島病院など)で治療を受け、入院加療により症状が改善・安定した後に病気で行えなくなった日常生活に必要な動作(ADL:Activities of Daily Living=歩いたり、トイレに行ったり、食事をしたりする毎日の動作)を練習して、寝たきりの防止と在宅復帰を進める事が目的の病棟です。
骨折手術後や、脳卒中あるいは外科手術・肺炎などの治療後のリハビリ治療目的の方が対象です。
〇在宅復帰をスムーズに行うために
回復期リハビリテーション病棟に入院された患者様には、在宅復帰をスムーズに行うための「リハビリテーション総合実施計画」を作成し、主治医、歯科医、看護師、薬剤師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士などが協力し、リハビリ治療を行うとともに、退院後の自宅での生活へ向けて支援します。
〇リハビリ治療の実際
整形外科・脳神経外科およびリハビリ専門医を中心とした指導のもと、365日切れ目のない積極的なリハビリを行います。
患者様1名に対し、1日あたり最大理学療法60分(3単位)、作業療法60分(3単位)、言語聴覚療法60分(3単位)の合計180分のリハビリ提供が可能です。そのために当院には34名(令和3年4月現在)のリハビリ療法士が勤務しています。
入院期間は、60日から最長180日と疾患の種類により異なります。
〇リハビリ病棟
病床数:48床
担当医師:整形外科医、脳神経外科医、リハビリ担当医、歯科医等
リハビリ療法士:理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)
看護体制:15対1(看護助手:30対1)
管理栄養士
〇お問合せ先
「地域医療連携室」または「病院案内」へお尋ねください。
TEL:0997-54-8111(代表)
FAX:0997-54-8126
担当:医療ソーシャルワーカー、看護師
大島郡医師会だより 2021.10.1より